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MCS4 Drive Recorder は、 CAN バスデータのモニターとパワフルなデータレコーディング機能を一体化した、
コストパフォーマンスに優れたツールで、実車上や実験室におけるフライトレコーダーの様なものです。

あらゆるソースからの
CAN データを、5MB/sec の速度で最大 640MB まで、いつでも消去可能なリングバッファ上に
記録ができます。
LAN 経由でのレコードデータの受信速度は 50MB/分で、わずかな時間で全体のレコーディングデータを
アップロードし、プレビューが可能です。

また、フェールセーフ機能を持っておりますので、電源の瞬間停止状態が生じたとしても、電源が復帰時に自動的に
レジューム機能が動作します。
 

標準で以下の機能を統合化しています。

CAN データのモニター及び解析機能
長時間のデータ記録機能 (Drive Recorder)


MCS4 の高性能なパフォーマンスは、第5世代となる MCS400 シリーズ製品に受け継がれています。


 




パワフルなプラットフォーム:
モトローラ Power PC 823 と、VxWorks リアルタイム
オペレーティングシステムによるパフォーマンスは
パワフルで、汎用的な CAN データ解析ツール
として容易にご利用頂けます

フェールセーフ機能:
ドライブレコーダーでデータを記録中に電源の瞬間
停止状態が生じたとしても、フェールセーフ機能を
内蔵しておりますので、記録済みデータの保持を行い、
電源復帰時には自動的にレジューム機能が動作し、
記録を再開します。

キャリブレーション機能 (オプション):
ECU のキャリブレーション機能が必要になった際でも、
高価な製品を新規にご購入頂く事なく、ファームウェア
のアップデートのみで、容易に機能追加が行えます。
 
テクニカルデータ
65 MHz モトローラ MPC823 Power PC
16 MB RAM 搭載
VxWorks リアルタイムオペレーティングシステム
寸法 (mm): 108L x 70W x 26H
動作保証温度範囲: -40 ~ +85
 
動作保証電源電圧: +4V ~+40V (過電圧保護回路内蔵)
ハイスピード 1 GB フラッシュドライブ
堅牢なアルミダイキャスト製デザイン
 

表示器
5 桁 7 セグメント LED + ステータス LED 搭載
オプション
ECU キャリブレーション機能 (CCP 、XCP)
搭載インターフェース
1 x LAN 10 Base T イーサネット
1 x RS-232C
2 x CAN 2.0B、 max. 1 Mbps
ネットワーク機能
DHCP サーバ、または、固定 IP アドレスをサポート
自動 MDI / MDIX 切り替え
CAN 機能
最大 10 セットの ECU 、あるいは、CAN 測定器を接続可能
CCP 、あるいは、XCP での ECU フラッシュプログラミング (ECU キャリブレーション機能搭載時)
CAN データの収集とバスモニタリング
ソフトウェアでの CAN バス終端抵抗設定